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03月16日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号

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  1. 十日町市議会 2018-03-16
    03月16日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号


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    最終取得日: 2021-04-29
    平成30年  3月 定例会(第1回)          平成30年第1回十日町市議会定例会会議録            平成30年3月16日(第6日目)1. 出席議員(24名)    1番 星 名 大 輔 君  2番 根 津 年 夫 君  3番 富 井 高 志 君    4番 水 落 静 子 君  5番 滝 沢   繁 君  6番 山 口 康 司 君    7番 大 嶋 由紀子 君  8番 福 崎 哲 也 君  9番 村 山 達 也 君   10番 高 橋 俊 一 君 11番 小 林   均 君 12番 吉 村 重 敏 君   13番 遠 田 延 雄 君 14番 藤 巻   誠 君 15番 樋 口 利 明 君   16番 鈴 木 和 雄 君 17番 小 林 弘 樹 君 18番 宮 沢 幸 子 君   19番 安 保 寿 隆 君 20番 小 林 正 夫 君 21番 鈴 木 一 郎 君   22番 太 田 祐 子 君 23番 小野嶋 哲 雄 君 24番 庭 野 政 義 君                                              1. 欠席議員(0名)                                              1. 欠  員(0名)                                              1. 事務局職員   事 務 局 長  長谷川   智 君      次     長  鈴 木   勝 君   議 事 係 長  上 野 新 吾 君      主     任  小見山 拓 真 君   嘱 託 職 員  池 田 好 恵 君                                                                      1. 説明のため出席した者   市     長  関 口 芳 史 君      副  市  長  村 山   潤 君   教  育  長  蔵 品 泰 治 君      総 務 部 長  笠 原   実 君   市 民 福祉部長  柳     久 君      産 業 観光部長  渡 辺 正 範 君   建 設 部 長  神 田 真太郎 君      子育て教育部長  渡 辺 健 一 君   環境エネルギー  池 田 克 也 君      文 化 スポーツ  富 井   敏 君   部     長                 部     長   企 画 政策課長  鈴 木 政 広 君      総 務 課 長  田 口 秀 樹 君   財 政 課 長  金 澤 克 夫 君      防 災 安全課長  星 名 一 弘 君   税 務 課 長  長谷川 義 明 君      福 祉 課 長  古 澤 幸 男 君   市 民 生活課長  中 澤 まゆみ 君      子育て支援課長  樋 口 幸 宏 君   医 療 介護課長  小 林 良 久 君      産 業 政策課長  渡 辺 正 彦 君   農 林 課 長  庭 野 和 浩 君      観 光 交流課長  樋 口 正 彰 君   建 設 課 長  齋 木   修 君      都 市 計画課長  藤 巻   裕 君   エ ネ ル ギ ー  蔵 品   徹 君      環 境 衛生課長  村 山 敦 尚 君   政 策 課 長   上 下 水道局長  福 島 一 典 君      学 校 教育課長  川 崎 正 男 君   生 涯 学習課長  鈴 木 規 宰 君      ス ポ ー ツ  井 川 純 宏 君                           振 興 課 長   川 西 支 所 長  南 雲   浩 君      中 里 支 所 長  吉 楽 重 敏 君   松 代 支 所 長  樋 口   彰 君      松 之 山支所長  中 島 一 男 君                                              1. 議事日程 第6号                        平成30年3月16日 午前10時30分 開議 第 1 議案第 6号 十日町川西地域振興基金条例を廃止する条例制定                議案第 7号 十日町中里地域振興基金条例を廃止する条例制定                議案第 8号 十日町松代地域振興基金条例を廃止する条例制定                議案第 9号 十日町松之山地域振興基金条例を廃止する条例制定               議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す            る条例制定                                  議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定        議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定            議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定         議案第14号 十日町国際交流文化スポーツ基金条例を廃止する条例制定           議案第17号 十日町建設基金条例の一部を改正する条例制定                 議案第18号 十日町公民館条例の一部を改正する条例制定                  議案第19号 十日町芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止する条例制定         議案第20号 十日町市立小学校及び中学校施設等使用条例の一部を改正する条例制定      議案第21号 十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部            を改正する条例制定                              請願第 1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める請願              (以上 総務文教常任委員長報告) 第 2 議案第22号 十日町駅通り駐車場条例を廃止する条例制定                  議案第23号 十日町企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定               議案第24号 十日町企業投資促進条例制定                         議案第25号 十日町就業改善センター条例の一部を改正する条例制定             議案第26号 十日町地域活性化使用料施設条例の一部を改正する条例制定           議案第27号 十日町ふるさと生活体験交流館条例を廃止する条例制定             議案第28号 十日町農林産物加工食直売等施設条例の一部を改正する条例制定        議案第29号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の変更                  議案第30号 十日町道路占用料条例の一部を改正する条例制定                議案第31号 十日町利雪親雪総合センター条例の全部を改正する条例制定           議案第32号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定                  議案第33号 十日町都市公園条例の一部を改正する条例制定                                          (以上 産業建設常任委員長報告) 第 3 議案第35号 十日町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定              議案第36号 十日町国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定       議案第38号 十日町手数料条例の一部を改正する条例制定                  議案第39号 十日町介護保険条例の一部を改正する条例制定                 議案第40号 十日町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関す            る条例の全部を改正する条例制定                        議案第41号 十日町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基            準等に関する条例の全部を改正する条例制定                   議案第42号 十日町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援            等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例            の全部を改正する条例制定                           議案第43号 十日町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める            条例制定                                                              (以上 厚生常任委員長報告) 第 4 議案第52号 平成30年度十日町一般会計予算                       議案第53号 平成30年度十日町国民健康保険特別会計予算                 議案第54号 平成30年度十日町国民健康保険診療所特別会計予算              議案第55号 平成30年度十日町後期高齢者医療特別会計予算                議案第56号 平成30年度十日町介護保険特別会計予算                   議案第57号 平成30年度十日町簡易水道事業特別会計予算                 議案第58号 平成30年度十日町下水道事業特別会計予算                  議案第59号 平成30年度十日町松之山温泉配湯事業特別会計予算              議案第60号 平成30年度十日町水道事業会計予算                                        (以上 平成30年度予算審査特別委員長報告) 第 5 議案第61号 損害賠償の額を定めること                       第 6 議案第62号 平成29年度十日町一般会計補正予算(第9号)                議案第63号 平成29年度十日町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)          議案第64号 平成29年度十日町下水道事業特別会計補正予算(第5号)       第 7 議会発第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める意見書              第 8 議会発第2号 閉会中の継続調査の申し出                       第 9 議会発第3号 議員派遣                                                                            1. 本日の会議に付した事件    日程第1      │    日程第9                       〇                                     午前10時30分    開  議 ○議長(庭野政義君)   これより平成30年十日町市議会第1回定例会第6日目の会議を開きます。  ただいままでの出席議員数は24人であります。  本日の議事日程は、配付いたしておきましたとおり、日程第1から第9までの51件であります。  議会運営委員会の報告について、3月12日議会運営委員会が開催されましたので、その結果について議会運営委員会の報告を求めます。議会運営委員長。 ◆17番(小林弘樹君)   おはようございます。3月12日、議会運営委員会が開催され、本定例会の追加議案等に係る議事について協議がなされましたので、その結果を報告いたします。  お手元に配付の議案付託表追加分をごらん願います。ごらんのとおり、当局提案議会発議案とも上程議案は全て即決といたします。  以上で報告を終わります。                       〇 △日程第1 議案第6号 十日町川西地域振興基金条例を廃止する条例制定      議案第7号 十日町中里地域振興基金条例を廃止する条例制定      議案第8号 十日町松代地域振興基金条例を廃止する条例制定      議案第9号 十日町松之山地域振興基金条例を廃止する条例制定      議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定      議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定      議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定      議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定      議案第14号 十日町国際交流文化スポーツ基金条例を廃止する条例制定      議案第17号 十日町建設基金条例の一部を改正する条例制定      議案第18号 十日町公民館条例の一部を改正する条例制定      議案第19号 十日町芸術文化のかおるまちづくり基金条例を廃止する条例制定      議案第20号 十日町市立小学校及び中学校施設等使用条例の一部を改正する条例制定      議案第21号 十日町市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定      請願第 1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める請願 ○議長(庭野政義君)   日程第1 議事日程に記載の議案第6号から議案第14号までの9件及び議案第17号から議案第21号までの5件並びに請願第1号の合わせて15件を一括して議題といたします。  15件に関し、総務文教常任委員会審査報告を求めます。総務文教常任委員長。 ◆14番(藤巻誠君)   それでは、総務文教常任委員会審査報告を申し上げます。  審査結果は、お手元の報告書のとおりですが、審査の過程についてご報告いたします。  議案第6号から議案第9号までの4件については、特に質疑はなく、審査の結果、全員賛成原案可決であります。  議案第10号から第13号までの4件については、質疑の後、採決を行い、採決の結果、賛成多数、原案可決であります。  議案第14号及び議案第17号から議案第21号までの合わせて6件については、質疑はなく、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  請願第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める請願について、紹介議員趣旨説明の後、審査に入りました。質疑の後、採決を行い、採決の結果、全員賛成、採択であります。  以上、総務文教常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(庭野政義君)   15件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第10号 十日町市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第10号は可決されました。  これより議案第11号 十日町市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第11号は可決されました。  これより議案第12号 十日町市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第12号は可決されました。  これより議案第13号 十日町市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第13号は可決されました。  これより請願第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める請願を起立採決いたします。  本請願に対する委員長報告は採択であります。本件は採択することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立全員であります。  よって、請願第1号は採択と決しました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号から議案第9号までの4件、議案第14号及び議案第17号から議案第21号までの5件、合わせて10件に対する委員長報告原案可決であります。10件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第6号から議案第9号までの4件、議案第14号及び議案第17号から議案第21号までの5件、合わせて10件は可決されました。                       〇 △日程第2 議案第22号 十日町駅通り駐車場条例を廃止する条例制定      議案第23号 十日町企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定      議案第24号 十日町企業投資促進条例制定      議案第25号 十日町就業改善センター条例の一部を改正する条例制定      議案第26号 十日町地域活性化使用料施設条例の一部を改正する条例制定      議案第27号 十日町ふるさと生活体験交流館条例を廃止する条例制定      議案第28号 十日町農林産物加工食直売等施設条例の一部を改正する条例制定      議案第29号 十日町市田代・清田山辺地総合整備計画の変更      議案第30号 十日町道路占用料条例の一部を改正する条例制定      議案第31号 十日町利雪親雪総合センター条例の全部を改正する条例制定      議案第32号 十日町市営住宅条例の一部を改正する条例制定      議案第33号 十日町都市公園条例の一部を改正する条例制定 ○議長(庭野政義君)   日程第2 議事日程に記載の議案第22号から議案第33号までの12件を一括して議題といたします。  12件に関し、産業建設常任委員会審査報告を求めます。産業建設常任委員長。 ◆12番(吉村重敏君)   それでは、産業建設常任委員会審査報告を申し上げます。  審査結果は、お手元の報告書のとおりですが、審査の経過についてご報告いたします。  議案第22号 十日町駅通り駐車場条例を廃止する条例制定についてから議案第33号 十日町都市公園条例の一部を改正する条例制定についてまでの12件については、特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  以上で産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(庭野政義君)   12件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第22号から議案第33号までの12件に対する委員長報告原案可決であります。12件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第22号から議案第33号までの12件は可決されました。                       〇 △日程第3 議案第35号 十日町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定      議案第36号 十日町国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定      議案第38号 十日町手数料条例の一部を改正する条例制定      議案第39号 十日町介護保険条例の一部を改正する条例制定      議案第40号 十日町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の全部を改正する条例制定      議案第41号 十日町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定      議案第42号 十日町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の全部を改正する条例制定      議案第43号 十日町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定 ○議長(庭野政義君)   日程第3 議案第35号、議案第36号及び議案第38号から議案第43号までの6件、合わせて8件を一括して議題といたします。  8件に関し、厚生常任委員会審査報告を求めます。厚生常任委員長
    ◆22番(太田祐子君)   それでは、ただいまから厚生常任委員会審査報告を申し上げます。  結果は、お手元の委員会審査報告書のとおりですが、審査の過程で出された主な質疑及び結果についてご報告いたします。  議案第35号 十日町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。納付回数の変更について、大きな活字を使うなどわかりやすい文書による丁寧な周知を求める要望や収納率維持等についての質疑があり、当局から答弁を受け、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  議案第36号 十日町国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例制定についてであります。今後の基金積み立て額についての質疑があり、当局から答弁を受け、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  議案第38号 十日町手数料条例の一部を改正する条例制定についてです。特に質疑はなく、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  議案第39号 十日町介護保険条例の一部を改正する条例制定について、今回の改正による影響についての質疑があり、当局からの答弁を受け、採決の結果、賛成多数、原案可決であります。  議案第40号 十日町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準に関する条例の全部を改正する条例制定についてから議案第43号 十日町指定居宅介護等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定についてまでの4件については、条例改正による実務及びサービスへの支障の有無などについての質疑があり、当局から答弁を受け、採決の結果、全員賛成原案可決であります。  以上で厚生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(庭野政義君)   8件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第39号 十日町介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第39号は可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第35号、議案第36号、議案第38号及び議案第40号から議案第43号までの4件、合わせて7件に対する委員長報告原案可決であります。7件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第35号、議案第36号、議案第38号及び議案第40号から議案第43号までの4件、合わせて7件は可決されました。                       〇 △日程第4 議案第52号 平成30年度十日町一般会計予算      議案第53号 平成30年度十日町国民健康保険特別会計予算      議案第54号 平成30年度十日町国民健康保険診療所特別会計予算      議案第55号 平成30年度十日町後期高齢者医療特別会計予算      議案第56号 平成30年度十日町介護保険特別会計予算      議案第57号 平成30年度十日町簡易水道事業特別会計予算      議案第58号 平成30年度十日町下水道事業特別会計予算      議案第59号 平成30年度十日町松之山温泉配湯事業特別会計予算      議案第60号 平成30年度十日町水道事業会計予算 ○議長(庭野政義君)   日程第4 議案第52号から議案第60号までの平成30年度各会計予算9件を一括して議題といたします。  9件に関し、平成30年度予算審査特別委員会の審査報告を求めます。予算審査特別委員長。 ◆14番(藤巻誠君)   これより平成30年度予算審査特別委員会の審査報告を申し上げます。  審査の結果につきましては、お手元に配付されました報告書のとおりであります。議案第52号から議案第60号までの平成30年度各会計予算、合わせて9件については、いずれも原案可決であります。  分科会における審査の詳細につきましては、先ほど行われました主査報告のとおりであります。予算審査特別委員会正副主査会議において、特に分科会から出された意見、要望について何点か申し上げます。市長並びに行政当局におかれましては、市政運営に反映されますよう強く要望するものであります。  まず、一般会計歳出について申し上げます。2款総務費についてであります。防災行政無線整備事業については、地域と一体となった総合的な防災体制を確立するために、地域自治組織や自主防災組織を初めとする地域の意見を十分取り入れながら事業を進めていただくことを望みます。  次に、3款民生費についてです。民生委員活動事業については、求められた活動の労力や担当地域の広さ、責任の重要性等を勘案し、民生委員、児童委員の待遇改善や事務委託料の増額を求める意見が多数ありましたので、ご配慮をお願いいたします。  次に、4款衛生費についてであります。公的病院運営事業補助につきましては、中条第二病院の存続のため、厚生連、新潟県との調整に尽力し、市民の不安解消に努めることを強く要望いたします。  次に、7款商工費についてであります。十日町市の新たな観光資源として、食と農による誘客促進事業や豪雪体感インバウンド事業など、当市の特性を生かし、市民の理解と協力を得て、事業の推進、拡大に努めていただきたい。  次に、8款土木費についてであります。道路橋りょう費については、上越魚沼地域振興快速道路の八箇トンネルが昨年開通したことは、当市としては大変喜ばしいことであります。今後は、十日町道路の早期実現化を国、県に働きかけるとともに、これにかかわるアクセス道路の事業推進に鋭意取り組むことを望みます。  次に、10款教育費についてであります。コミュニティスクール事業については試行結果を踏まえ、地域力を学校教育に生かし、地域と一体となった特色ある学校づくりが進められる取り組みに期待しております。また、当市の看板事業になっている第7回大地の芸術祭活用教育事業では、コーディネーターの力量に期待し、これまで以上に子供たちが芸術祭に深くかかわり、多くの学びが得られる体験学習となることを強く願うものであります。  次に、国民健康保険特別会計予算について申し上げます。レセプトの点検による医療費抑制やジェネリック医薬品の利用促進を図っていただきたい。  次に、介護保険特別会計予算について申し上げます。介護予防のさらなる充実を望む意見が多数ありました。また、必要なサービスを安心して受けられるように取り組んでいただきたいと思います。  次に、下水道事業特別会計予算について申し上げます。施設の保守点検を継続的に行い、快適な市民生活を支えていただきたい。  次に、水道事業会計予算について申し上げます。施設の保守点検を継続的に行い、料金の低減に努めていただきたい。  以上、平成30年度予算に関し、幾つかの重要項目を申し上げました。  最後に、平成30年度予算委員会設置以来、熱心に審議いただきました各委員の皆様に、そして行政職員の皆様のご協力に感謝申し上げます。委員長報告とさせていただきます。 ○議長(庭野政義君)   9件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  ただいま議題となっております平成30年度予算9件を討論に付します。滝沢繁君。 ◆5番(滝沢繁君)   日本共産党市議団を代表しまして、議案第52号 平成30年度一般会計予算及び議案第55号 後期高齢者医療特別会計予算、議案第56号 介護保険特別会計予算に反対の立場から発言いたします。  議案第53号 国民健康保険特別会計予算については、1人当たり保険税を平成28年度比で4,716円引き下げたことを評価し、賛成いたします。しかし、都道府県化したもとでも国保の構造的欠陥は解消されておらず、依然として高過ぎて払い切れない現状は打開されていません。一般会計からの繰り入れも含め、抜本的改善を図る必要があります。  さて、財務省の公文書改ざんは、驚くべき実態が明らかにされ、国民と国会をだましました、民主主義の破壊だ、安倍内閣は総辞職せよなど、国民の厳しい批判が集中しています。こうしたことのなきよう、市政にかかわる者として心してかかる必要があります。  次に、国の平成30年度予算は一口で言って軍備拡大と大企業を優遇する一方、社会保障の自然増を削減するなど、国民に冷たい予算となっています。軍事費は、4年連続で過去最高を記録し、専守防衛の建前をかなぐり捨てて、本格的な攻撃能力の整備に踏み込み、大企業にはアベノミクス、異次元の金融緩和による円安、株高、大企業への連続減税などにより、史上空前の利益をもたらしています。最近5年間の大企業の利益は2.5倍にふえ、内部留保は80兆円ふえて400兆円を超えています。国の社会保障費は、自然増を1,500億円削減、安倍政権下6年で1兆6,000億円も削減し、生活保護費はことし10月より3年かけて最大5%引き下げる計画です。国の基幹産業である農林水産予算は、50億円を削減、29年補正分を含めると1,109億円を削減し、米の減反廃止、直払い交付金が廃止されます。このような国家予算は、当然のことながら十日町市の新年度予算に大きく反映されることは言うまでもありません。  十日町市の一般会計予算は、総額362億円、前年比12億円の増、率にして3.4%の増となっています。その主な特徴は、大型公共事業として博物館や児童遊園施設、大地の芸術祭などに総額45億円が予算化され、さらに後年度負担も加えると60億円を超えることです。それに伴い地方債の発行は61億円、前年比12億円の増、率にして25.6%もふえています。一方、市民の身近な要望である道路整備や消雪パイプ、流雪溝、河川改修などは、前年比3.2億円ほど減っています。また、介護保険料は1人当たり年間6,000円の増、総額1億715万円の増、後期高齢者医療保険は4,400円の増、総額6,941万円の増と年金暮らしの低所得者に大きな負担をかけることは許されません。市長初め、特別職の給与を引き上げながら、臨時者賃金は据え置きのままというのも納得がいきません。これが働き方改革と言えるでしょうか。もちろん大型公共事業全てを批判するものではありませんが、市民の暮らしを応援し、支えることを行政の最優先の課題として位置づけ、積極的に取り組むことを強く求めます。  歳入では、個人市民税1億円余りの増収、これは過去の税収に基づく推計値を見込んでいますが、法人税、固定資産税、都市計画税など軒並み減収傾向となっているのは、地方には全くアベノミクスの恩恵、トリクルダウンなどないということを示しています。農業を初め、地域産業の振興を図り、小規模事業者への支援を強めるなど、市民所得の向上を図るために力を尽くすことを期待します。  次に、学校教育についてであります。文科省は昨年、学習指導要領を改訂し、子供たちが未来社会を切り開くための資質、能力を一層確実に育成。その際、子供たちに求められる資質、能力とは何かを社会と共有し、連携するとして、国が子供たちの資質、能力のあり方を定め、その達成を中心に据えました。子供たちがどんな能力、資質を形成するかは、どのような人間になるかという人間性や人格の自由の問題であって、子供たちみずから考え、選択することです。国家権力が上からこういう人間になれと決めて押しつけることは、憲法で保障する個人の尊厳に反します。子供たちをめぐる状況は、いじめ、不登校、さらには自殺と十日町市においても深刻な事態となっております。今こそ国家権力による教育への介入を許さず、子供たち一人一人の個人の尊厳を重んじ、全ての子供がじっくり学べる教育のために全力を挙げていただきたい。  次に、日本共産党議員団としての政策に対する主な提言、要望事項について述べます。  ①、生活保護費が前年比3,270万円も引き下げられています。医療扶助費の減を見込んだ予算との説明ですが、予算にとらわれ、切り詰めることのないよう積極的な対応を求めます。  ②、学校教育費を増額し、学校後援会費の使途の改善を求めます。学校における部活動遠征費など育成会、後援会、PTAなどの負担が大変になっています。負担軽減を求めます。  ③、保育園の民営化が続いていますが、企業は赤字になれば何を詰めるか、労働賃金などを抑えて保育の質を落とすものと考えられます。統合、民営化を改め、公的責任を明確にし、処遇改善と臨時者賃金の引き上げを求めます。  ④、大地の芸術祭では、北川氏依存体質、過大な財政支出と透明化、作品評価など、さまざまな意見が出されています。予算7億3,500万円、ディレクター委託料1,000万円です。以上のことから1、大幅に事業縮小し、透明化を図ること。2、北川氏、アートフロントギャラリーの随意契約を改め、競争入札に転換すること。3、以上を踏まえ、市民の芸術関係者、有識者、公募委員などによる再検討委員会で討議を行うことを提案します。  ⑤、農業支援の課題ですが、米の直払い交付金がなくなり、農家にとって大変な痛手となります。農家はもちろんですが、これから事業を拡大してゆく大志を持つ人には規模拡大要件だけにとらわれず、支援強化を望みます。  ⑥、十日町市内の病床数は、2015年から2年間で142床減って、さらに上村病院45床が閉鎖される。中条第二病院、さらに老健きたはらの売却問題など、深刻な事態となっていることと倉俣診療所、室野診療所の閉鎖状態など、地域医療を守るため全力を挙げて取り組むことを望みます。  ⑦、雪のため半年間苦労を余儀なくされています。防雪対策は、この地域にとって重要な問題です。支援策を強め、暮らしに不安がないように求めます。  ⑧、森林整備と再生可能エネルギーの普及に努めていただきたい。  ⑨、指定管理施設58施設指定管理委託料は、3億7,400万円余りです。ゼロ円で頑張っているところもありますが、巨額になっているということは言うまでもありません。精査する必要があると思います。  以上、要望事項も含め反対討論といたします。 ○議長(庭野政義君)   小野嶋哲雄君。 ◆23番(小野嶋哲雄君)   私は、本会議に上程されました平成30年度十日町一般会計予算、特別会計予算7会計及び水道事業会計予算につきまして、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。私見も入りますし、また主たる事業について市長市政方針演説の復習も含めてあとなぜをしている分が非常に多くなりますが、お許しを願いたいと思います。  10年前のリーマンショックが巻き起こした世界経済の低迷と不安定、その揺れ動く国際情勢の中、世界各国は自国の経済の維持と国民の不安解消策として自国が、自分のみが豊かさを求める保護主義的な風潮の蔓延の中にあります。このような状況下にあっても、国際社会における高速通信体系は飛躍的に発展し、全ての情報は好むと好まざるとにかかわらず、瞬時に世界を駆けめぐります。また、資本主義の暴走によるマネー資本主義がもたらす権力者の我欲と経済最優先主義が国民の生き方をも狂わせ、里山で暮らす私たち国民までも権力者にすり寄り、みずからの豊かさを求めようとする風潮に陥っています。この現実の中ではあるが、当市では関口市政3期目の平成30年度予算提案に当たり、人、物、お金、エネルギーをこのまちに取り戻し、中央集権的流れを地方に押し戻すをキャッチフレーズに掲げ、予算編成に当たられ、予算提案がされたことは私も大いに共感するところであります。  さて、平成30年度一般会計予算総額は、前年比3.4%増の362億円、12億円の増であります。また、一般会計と特別会計7会計を合わせた予算総額は、前年比0.2%減の547億2,420万円、1億510万円の減額で提案されております。平成17年度の合併から13年が経過し、災害復旧事業が考慮された合併特例期間の5年間の延長も余すところ今年も含めあと3年となり、今後の予算は合併特例債事業で予定された大型ハード事業も本格実施と準備着手の年度と今年はなります。多岐にわたる市民ニーズの具現化ができるのも過去に多くの批判もありましたが、義務的経費の削減による基金の積み立ての確保、また国策の先導的事業に果敢に取り組み、国庫補助の確保、優良債の活用による健全財政化を目指した結果がなし得ることであります。提案された予算案は、市民ニーズを具現化するために過去の成果の結果である基金の取り崩しを行い、将来のためへの投資であり、大いに評価をいたします。  多岐にわたる予算内容から主たる事業を幾つか述べさせていただきますが、市長市政の部分と重複をしますが、よろしくお願いします。  1つ、多様な預け方ができる認定こども園を4園から8園に倍増し、4億8,907万円が計上されております。  2、市民要望の多かった児童遊園施設の建築工事の着手として継続で4億1,215万円計上し、平成31年秋の屋内施設のオープンが予定されています。  子育て支援及び妊娠、出産に関する支援の充実として、高校卒業までの子供さんを対象に入院時の一部負担金1,200円を含めた完全無料化の実施、また妊婦歯科健診費用と産後健診費用の助成を実施しております。  また、地域総がかりで子供たちを育む教育体制の構築と教職員の多忙化の解消を目指し、モデル校2校で実施してきたコミュニティスクールを今年度から市内小中、支援学校全校で実施が計画されております。また、子供の教育に係る人的スタッフの充実として、特別支援教育の専任嘱託指導主事を配置し、また不登校の減少に向けた取り組みとしてスクールソーシャルワーカーを配置、一部の中学校で部活指導員の配置、その他学校給食の公会計化の取り組みを実施するなど、将来を担う子供たちへの投資として、教育に係る人的環境の整備を高く評価いたします。  活力ある元気なまちづくりとして、当市の掲げる怒濤の流れの創出は、国策による異次元の財政出動による為替の円安が功を奏し、またアジア圏での高い経済成長、アジア諸国を中心にビザの取得要件の緩和策等の後押しにより、当市を訪れるインバウンド観光客は飛躍的に増大しています。今年は、第7回大地の芸術祭の開催年でもあり、国内外から多くの観光客が見込まれます。越後妻有アートトリエンナーレ2018には、拡充として3億7,331万円が計上されており、今年の芸術祭を最大の好機と捉え、中心市街地の活性化と清津峡渓谷観光を自立可能な地域への成長へのステップとして取り組むことを期待をいたします。また、これらの好環境の予測を先取りし、当市が昨年農水省から認定地域指定を受けたSAVOR JAPANを最大限活用したPR活動を実施し、継続した来市観光客の拡大誘致と既に定着しつつある信濃川のラフティング、またアウトドアの拠点としてグレードアップする大厳寺高原キャンプ場再開発など、体験交流観光の取り組みを地域の自立への挑戦として大きな期待を寄せるところであります。  それから、活力ある農林業の支援として、新規に取り組む里山ルネッサンス事業の936万円は、周辺地域における里山回帰の加速化や山間集落の広域連携、また6次産業への取り組みが拡大され、夢ある若者の農林業への回帰を期待する予算であり、評価いたします。この事業とあわせて若者への就農回帰支援策である市単就農準備支援の上限100万円と国庫補助の農業次世代人材投資事業、経営開始型年150万円の活用により、持続可能な農業支援として高齢化した就農者の若返りに大きな期待を寄せるところであります。  次に、先人が汗して残してくれた未利用森林資源の活用策として、新規に取り組む二酸化炭素吸収量をクレジットとして企業に販売するカーボンオフセット事業250万円は、間伐材の運搬費補助事業や木質バイオマスストーブ補助とあわせ、当市の新たな林業活性化に寄与する事業として定着に向け大きな期待を申し上げます。この事業は、既に取り組む自治体もありますが、都市交流における二酸化炭素削減にも活用が可能であり、交流都市に積極的な働きかけと早期の計画作成を望みます。  4、文化芸術活動の充実と地域活性化の起爆剤として存続をもくろむ新博物館の建設工事継続費12億1,870万円は、東京オリンピック、パラリンピック開催年の平成32年6月のオープンを目指し、建築本体工事の完了、電気及び機械設備の完了の計上であります。この施設は、先人が残してくれた有形、無形の資産を後世に引き継ぐ展示施設でありますが、国宝、火焔型土器の発信力と雪国で生まれ育った縄文文化を最大限活用し、開館までの2年間で開館後の展示活用計画を万全に準備されることを望みます。  スポーツ活動の推進について申し上げます。2020年開催、東京オリンピック、パラリンピックに向けたホストタウンとしてクロアチア共和国とスポーツ交流、吉田クロスカントリーコースで開催が計画される第56回全国中学校スキー大会やキャンプ受け入れのためのコース整備と圧雪車の整備が計上されています。吉田クロスカントリーコースが当市の冬季のスポーツ振興策の拠点としてさらなる飛躍へなることをご期待申し上げます。  安全で安心なまちづくりとして、防災体制の充実に向けた防災行政無線整備事業で平成33年4月の運用開始を目指し、継続で3億9,530万の予算が計上されています。懸案であった既存の旧町村部で整備されているアナログ情報無線の耐用年数が過ぎていること、また合併した新市における災害情報伝達手段の一元化により、迅速かつ円滑な運用が期待できるデジタル情報収集伝達システム整備事業として、高速情報化社会における必要不可欠な事業であり、早期の整備完了を求めます。  次に、地域医療の充実として、医療福祉総合センターの建築工事で平成32年4月の開館を目指して継続で7億9,807万円が計上され、全体で19億4,300万円となりますが、当地域の長年の懸案でありました慢性的な看護師不足の解消を目指しての(仮称)県立十日町病院附属看護専門学校の開校を視野に入れた事業であり、また休日一次救急診療センターと医療、介護サービスの提供連携機能をあわせ持つ健康で生涯元気で暮らせるまちづくりの拠点としての予算化であり、市民の期待を背負う大きな事業であります。また、医師確保及び看護職員の確保事業として、拡充で4,800万が計上されていますが、医療関連スタッフ不足の解消に寄与する県内トップクラスの予算計上として評価いたします。  次に、地域資源を最大限に活用し、エネルギーをこのまちに取り戻す事業として、再生可能エネルギーの活用で宮中取水ダムの維持流量の有効活用、中里地域の農業用水路を活用した小水力発電の事業化、バイオマス産業都市の実現に向けた廃棄物系バイオマス発電の事業化の検討調査、木質バイオマスストーブ設置補助等、国策を先取りするバイオマス産業都市構想に係る事業の計上は、住み継がれるまちづくりの実現として次世代への投資であり、高く評価をいたします。  次に、合併前の十日町、川西、松代の3市町の申し合わせで整備された霧谷の埋め立て処分場の下流域との利用契約期限の満了を控え、次期一般廃棄物処分場の建設に向けた取り組みとして継続で8,925万円が計上されています。当初計画のオープン型からクローズド型への変更は、当初の予定地の現地調査の結果、豪雨時での災害の予測と工事費の増額が見込まれる中での変更です。また、将来のメンテナンス費用等を考慮しての変更であり、適切な判断であると評価をいたします。  道路網の整備では、上沼道の十日町市道路ルート帯の決定を受け、(仮称)十日町インターへのアクセス道路整備として、(仮称)高山水沢線の工事の継続、市道新規4路線を含む30路線の整備が計画されております。  また、上水道の整備では新浄水場の供用開始を平成31年4月に控え、今年度は電気、機械設備の工事が計画され、また老朽管の更新及び耐震化を進め、市内全域で5,939メートルの配水管の更新が計画され、継続予算で合わせて6億8,020万円が計上されています。次年度からは、漏水の原因となる老朽管の年次更新計画により早い耐震管への更新を望みます。  市民生活交通の維持確保として、路線バス、十日町六箇線の運行廃止に伴い、4月から新たに市営バス六箇線の運行を開始し、安心な暮らしと市民の足の確保として運行が開始されます。運行形態は、小中学校と一般利用者の混乗となりますが、これまでの他地域での運行実績もあり、市民に不安を与えることはないと判断をいたします。  冬期間の交通の確保では、従来の除雪体制予算が堅持され、また消雪パイプの更新、川西地域、川治地区の流雪溝の継続整備が進められ、雪とともに生きるまちとして市民の生活交通の確保が図られていることは評価いたします。  次に、効果的、効率的な行政運営を目指して、とおかまち応援寄附金制度、ふるさと納税のさらなる活用で、歳入見込みで2億円が計上されていますが、当市のブランド力のさらなるアップと返礼品の拡充を図り、不確定要素のある歳入見込みを確実なものにするように、さらに知恵を絞った取り組みをご期待申し上げます。  健全な財政運営として、普通交付税の3年後の一本算定を間近に控え、新たな公共施設等適正管理推進事業債の活用、遊休施設の売却と当初の目的を達した事業、イベントの開催経費や補助金などの徹底的な見直しがうたわれていますが、基礎体力の乏しい市内中小事業者が息切れしないように行政指導や業務改革を関係機関と協力の上、しっかりと取り組むことを願いたいと考えます。  次に、特別会計で国民健康保険特別会計について申し上げます。被保険者見込みで前年比649人の減となり、1万1,566人と見込まれておりますが、今年度から都道府県単位化によるスケールメリットと一般会計の繰入金を5億760万4,000円を見込み、当市では被保険者の保険料は減額されております。しかし、この減額保険料は継続する皆保険制度の維持を保障するものではなく、今後の収納率のアップへの取り組み、医療給付費の抑制に鋭意努力が求められます。  次に、介護保険特別会計について申し上げます。平成12年にスタートした介護保険制度も3年ごとに見直され、今年で7期目に入ります。この間当市の1号被保険者数は年々増加し、今年度は2万148人を見込み、65歳以上の第1号被保険者の費用負担率は23%とし、保険料の基準月額を6,200円とし、今議会に条例改正が上程されております。高齢化の進展と後継者の不在の世帯増により、施設介護希望の待機者は350人にもなると報告もありますが、介護施設のベッド数の増床は介護保険料のアップにも即影響し、保険料を最小限に抑制するには在宅介護、在宅看護の体制の充実と住宅でのみとり医療体制の構築が求められます。市民が求める福祉行政は、常に高サービス、低負担であり、市民ニーズを具現化するべく福祉サービスと負担の境目をどこに置くか、今後の福祉サービスの大きな課題であります。行政の皆さんの鋭意努力にご期待を申し上げます。  選ばれて住み継がれるとおかまちの構築には、行政職員の皆さんの蓄積された知恵と情報、また若者の知恵と意欲、あわせて先人が培ってきた経験が組み合わされて初めて花が咲き、実をつけ、種となり、住み継がれるまちづくりが実現します。その先導者は、当市のトップである市長であり、また行政職の皆さんであります。多岐にわたる市民ニーズを具現化し、予算として細部にわたり数字に落とし込む作業の苦労を推察し、大いなる評価といたします。  最後に一言申し上げます。揺れ動く国政を見る一国民として、権力の座につく者におごりがあってはなりません。先人が残してくれた言葉に「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」という言葉があります。また、かの松下幸之助氏が残した人生観、経営哲学にもありますが、熱意、人徳、優しさなど全てが謙虚な姿勢からしみ出すとあります。地方公務員法には、全ての職員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、全力を挙げて専念しなければならない、その上に服務の宣誓をしなければならないとあります。権限ある上司から発せられる命令であっても、公務員法30条にあるよう、全ての職員は全体の奉仕者として公共の利益のために勤務するが最優先され、そこにそんたくなどあってはならないのではないかと考えます。  最後に、議員各位に申し上げます。このたびの平成30年度予算の賛成討論を述べさせていただく機会を与えていただきましたことに感謝を申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(庭野政義君)   討論は終結したものと認めます。  これより議案第52号 平成30年度十日町一般会計予算を起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第52号は可決されました。  これより議案第55号 平成30年度十日町後期高齢者医療特別会計予算を起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第55号は可決されました。  これより議案第56号 平成30年度十日町介護保険特別会計予算を起立採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。本件は委員長の報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立多数であります。  よって、議案第56号は可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号、議案第54号及び議案第57号から議案第60号までの4件、合わせて6件に対する委員長報告原案可決であります。6件は委員長の報告どおり決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第53号、議案第54号及び議案第57号から議案第60号までの4件、合わせて6件は可決されました。                       〇 △日程第5 議案第61号 損害賠償の額を定めること ○議長(庭野政義君)   日程第5 議案第61号 損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。文化スポーツ部長。 ◎文化スポーツ部長(富井敏君)   追加議案書の1ページをお開き願います。議案第61号 損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。  以下のとおり損害賠償の額を定めたいので、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  1の事故に伴う損害賠償の額は、61万1,356円。その内訳は、車両の修理費及び当該車両修理期間中の代車に係る費用でございます。  2の損害賠償の相手方は、市内在住の女性でございます。  事故の発生状況でございます。平成30年2月4日午前9時20分ころ、スポーツパレス川西の駐車場内におきまして、当該施設の落雪式の小屋根の雪が落下する付近の危険防止措置を怠ったため、そこに相手方の車両を駐車しました。その車両に施設の小屋根に堆積した雪が落下したことで、当該車両を破損させたことに対する損害賠償でございます。  なお、相手方、被害者との示談につきましては、平成30年2月28日に交渉を行い、内諾をいただいているところでございまして、損害賠償については全額保険から支払われる予定でございます。今後職員に対し、一層の事故防止の徹底を努めてまいる所存でございます。  説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(庭野政義君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第61号を起立採決いたします。  本件は、原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立全員であります。  よって、議案第61号は可決されました。                       〇 △日程第6 議案第62号 平成29年度十日町一般会計補正予算(第9号)      議案第63号 平成29年度十日町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)      議案第64号 平成29年度十日町下水道事業特別会計補正予算(第5号) ○議長(庭野政義君)   日程第6 議案第62号 平成29年度十日町一般会計補正予算から議案第64号 平成29年度十日町下水道事業特別会計補正予算までの3件を一括して議題といたします。  提出者の説明を求めます。財政課長。 ◎財政課長(金澤克夫君)   それでは、追加議案書の2ページをお願いいたします。議案第62号 平成29年度十日町一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明いたします。  第1条は、予算の補正を歳入歳出それぞれ4億9,068万1,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ376億6,705万5,000円とするものでございます。  第2条では、平成29年度の予算を平成30年度に繰り越して執行するための繰越明許費を設定させていただくものでございます。  5ページをお願いいたします。第2表の繰越明許費でございます。合計の事業数は59となり、総合計で19億4,662万2,000円を平成30年度に繰り越すものでございます。このうち国の1号補正に伴いまして、3月補正予算に計上いたしました事業は10事業で、合計2億9,858万1,000円となります。なお、繰り越しの理由につきましては、18ページから23ページに記載のとおりでございます。  12、13ページをお願いいたします。歳入をご説明いたします。10款地方交付税、説明欄特別交付税及び18款繰入金、説明欄財政調整基金繰入金は、主に除排雪経費の追加の財源として計上させていただきました。15款県支出金、説明欄災害弔慰金負担金は750万円の追加でございます。内訳は、国負担が2分の1、県の負担が4分の1となります。その下、災害救助費負担金は680万6,000円の追加でございます。内訳は、国負担が2分の1、県の負担が2分の1となり、市の負担は生じておりません。  14、15ページをお願いいたします。3款4項1目災害救助費、説明欄020の05災害救助支援事業は1,057万6,000円の追加でございます。ここで参考資料もあわせてごらんください。2月14日に川西地域が今冬の降雪により災害救助法の適用を受けたことに伴うもので、ご不幸にも亡くなられた方4名のご遺族に支給する弔慰金1,000万円ほか事務費となります。なお、急を要した要援護世帯等の屋根雪除雪経費について、120世帯、607万7,000円は、既に予備費により対応させていただいております。  議案書に戻りまして、8款2項5目道路除雪費、説明欄007の05市道除排雪経費は4億8,000万円の追加でございます。12月補正と2月専決と2回の補正を行いましたが、今冬の状況が当初見込んだ過去3年平均を上回り、道路除雪費がさらに不足することが見込まれることから追加計上させていただきました。  それでは、24ページをお願いいたします。議案第63号 平成29年度十日町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)でございます。第1条で繰越明許費を設定させていただくものでございます。  25ページをお願いいたします。第1表の繰越明許費でございます。下条地区と轟木地区での十日町地域配水管整備事業の1件で、2,000万円を平成30年度に繰り越すものでございます。なお、繰り越しの理由につきましては、26、27ページに記載のとおりでございます。  続いて、28ページをお願いいたします。議案第64号 平成29年度十日町下水道事業特別会計補正予算(第5号)でございます。第1条で繰越明許費を設定させていただくものでございます。  29ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費でございますが、3段目の下島地区で進めております公共下水道浸水対策事業に1億5,674万9,000円のほか4件で、合計1億8,200万8,000円を平成30年度に繰り越すものでございます。なお、繰り越しの理由につきましては、30、31ページに記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。ご審議いただき、議決いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(庭野政義君)   3件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議案第62号を起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立全員であります。  よって、議案第62号は可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第63号及び議案第64号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議案第63号及び議案第64号は可決されました。                       〇 △日程第7 議会発第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める意見書 ○議長(庭野政義君)   日程第7 議会発第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める意見書を議題といたします。  提出者の説明を求めます。太田祐子さん。 ◆22番(太田祐子君)   それでは、意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきます。  人口減少、少子高齢化が加速度的に進展する中において、公共交通事業を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。その一方で、特に地域における公共交通の果たす役割は、通勤・通学、通院や買い物等において非常に大きく、地域公共交通ネットワークの縮小やサービス水準の低下が、持続可能な地域社会の構築に影響を与えることが懸念されております。  そのような中、高速バス十日町―新潟線の運行を9月末で終えるとの運行事業者の方針が明らかとなりました。  高速バス十日町―新潟線は、十日町―六日町―小出―小千谷―新潟間を結ぶ、現在1日2往復、平成28年度は34,260人が利用している沿線住民の生活路線であり、県庁、県立がんセンター新潟病院、新潟市役所前(新潟大学病院)まで乗り換えなしで行くことができる非常に重要な交通手段となっています。  電車やバス等で六日町駅、長岡駅及び新潟駅からの乗り換え、乗り継ぎも可能ですが、階段、通路、待ち時間等により利便性が著しく損なわれるとともに、降雪状況等によって遅れが生じた場合には、乗り換え、乗り継ぎできないことも懸念されます。  つきましては、沿線住民の意見を十分尊重し、利便性の高い、効果的、効率的な広域的公共交通ネットワークを確保するため、高速バス十日町―新潟線の存続、新潟市までの間における確実な乗り継ぎの実現に向けた取組について強く要望します。以上であります。 ○議長(庭野政義君)   本件に対する質疑を許します。   質疑はないものと認めます。  これより議会発第1号 高速バス十日町―新潟線の存続を求める意見書を起立採決いたします。  本件は原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(庭野政義君)   起立全員であります。  よって、議会発第1号は可決されました。  なお、意見書の提出先につきましては議長に一任願います。                       〇 △日程第8 議会発第2号 閉会中の継続調査の申し出 ○議長(庭野政義君)   日程第8 議会発第2号 閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。  お手元に配付してあります議会発第2号をごらん願います。  本件については、議案に記載のとおり各常任委員会及び議会運営委員会から閉会中の継続調査事件一覧表に記載の事件について、平成30年度閉会中もなお継続調査を行いたい旨の申し出がありましたので、これを許可したいとするものであります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会発第2号は原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議会発第2号は可決されました。                       〇 △日程第9 議会発第3号 議員派遣 ○議長(庭野政義君)   日程第9 議会発第3号 議員派遣についてを議題といたします。  お手元に配付してあります議会発第3号をごらん願います。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定に基づき、議案に記載のとおり議員派遣を行いたいとするものであります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会発第3号は、原案どおり可決するにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(庭野政義君)   ご異議ないものと認めます。  よって、議会発第3号は可決されました。  なお、ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任願います。  本日の議事日程は終了いたしました。  以上をもって今期定例会に付議せられました事件は全て議了いたしました。  平成30年十日町市議会第1回定例会を閉会いたします。              午前11時46分    閉  会...